たきコーチです。

初ラウンド154。5回目のラウンドで89。
嘘みたいな話ですよね。

嘘かどうかは、下記の受講生・中野さんとの対談動画で、あなたの目で確かめてください。

INTERVIEW

初ラウンド154 → たった5回目で89

受講生 中野さん(30代)との対談

YouTubeで独学 → 初ラウンド154で挫折 → 僕のコーチングに参加。OB2回、4パットがあっても89。ご家族にも「嘘でしょ?」と言われたそうです。

じゃあ、なぜこんなことが起きたのか。
答えは「練習量」ではなく、「見る順番」にありました。

練習量の問題ではありません

レッスンを受けても、その場では良くなった気がするのに、数日後にはまた元に戻る。

そんな経験、ありませんか。

ある大手ゴルフスクールの会員アンケートでは、6ヶ月レッスンを受けてもスコアアップを実感できた人は約2割だったそうです。

この数字が示しているのは、8割の人がサボっていたということではありません。

むしろ、多くの人はちゃんと頑張っています。

それでも結果につながりにくいのは、何を見て、何を直して、どう練習するかの順番がズレたまま努力してしまいやすいからです。

「自分にはセンスがないのかもしれない」「年齢的にもう厳しいのかもしれない」と結論づける前に、まず変えてほしいのは練習量ではなく見る順番です。

多くの人がハマる「形から入る練習」

ゴルフレッスンでは、どうしてもスイングの形の話が増えます。

「もっと腰を回しましょう」

「トップの位置をもう少しこうしましょう」

「左肘をたたみすぎないようにしましょう」

もちろん、形を整えること自体が悪いわけではありません。

問題は、何のためにその形を変えるのかが抜けたまま練習が進んでしまうことです。

形だけを追いかけると、練習中は分かった気になります。

でもコースに行くと、右に出る、左に引っかける、ダフる、距離感が合わない。そうした「結果」の問題が残ります。

ゴルフはスイングの見た目を競う競技ではありません。

どう当たって、どう飛んで、最終的に何打で上がるかを見る競技です。

だから本来、練習でも最初に見るべきなのは形ではなく結果です。

上達の起点は「結果」から逆算すること

私がまずお伝えしたいのは、ここです。

上達の起点は、打球の結果から逆算すること。

同じ1球を打ったとしても、見方が違うと次の1球の質が変わります。

形を見る人

「トップが浅かったかも」

「もっと肩を入れた方がいいかも」

「今のフィニッシュ、格好悪かったな」

主観的な感覚だけで振り返っている状態

結果を見る人

「右に出て、そのまま右に曲がった」

「高さは出たけど、少し弱い当たりだった」

「芯を外して先に当たった感じがある」

客観的な事実から原因を考えている状態

どちらが改善につながりやすいかは、想像がつくと思います。

感覚は大事です。でも感覚にはどうしても主観が混ざります。

一方で、球がどこに飛んだかは事実です。その事実を起点に考えた方が、練習はぶれにくくなります。

ボールの飛び方を決めるのは、インパクトです

スイングの目的は、見た目をきれいにすることではありません。

インパクトの条件を安定して再現することです。

ボールの飛び方は、主に次の条件で決まります。

フォームの修正は、この条件を整えるための手段です。

ここが逆になると、「形は直しているのに球筋が変わらない」という状態になりやすくなります。

練習で見るべきポイントは4つだけ

では、結果を見ると言っても、何を見ればいいのか。

毎球全部を細かく分析する必要はありません。まずは次の4つで十分です。

  1. 出球方向: 最初に左へ出たのか、まっすぐか、右へ出たのか
  2. 曲がり: そこからどう曲がったのか
  3. 高さ: 低いのか、高いのか、想定通りか
  4. 当たり方: 芯なのか、ダフリなのか、トップなのか

この4つを見ていくと、自分の球筋の傾向が見えてきます。

たとえば、いつも右に出て右に曲がる、高さはあるのに飛距離が出ない、方向は悪くないのに当たりが薄い。こうした傾向が見えれば、練習は一気に具体的になります。

次の練習でやってほしいこと

次に練習場へ行ったら、10球だけでいいのでメモを取ってみてください。

大事なルールがあります。

この10球では、フォームを直そうとしないこと。

まずは結果だけを見る。それだけで、曖昧な不調が改善可能な情報に変わります。

ここから、練習は初めて前に進み始めます。

あなたの壁は、どこにありますか

スコア帯 よくある悩み まず整理すべきこと その先で必要になりやすいこと
120〜100 毎回バラバラ、芯に当たらない 球筋の見方を持つ 今のスイングの正確な診断
100〜90 方向が安定しない 結果から原因を考える癖をつくる 自分特有のズレの把握
90〜80 分かっているのに再現できない 何が再現性を邪魔しているかを知る 神経系や感覚面の評価
80〜ベスト更新 コースで崩れる 練習とコースの差を整理する 個別の戦略設計と統合

「何となく練習する」状態から抜けるだけでも、上達のスピードはかなり変わります。

次回は、分かっているのに身体が言うことを聞かないのはなぜかというテーマを、脳と感覚の観点からお話しします。

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まずは3本の記事を通して、ご自身の課題を整理してみてください。

AUTHOR
たきコーチ

元競技ゴルファー(ベスト67)。WGTF レベル3。機能神経科学(Z-Health)と独自の「クラブの動き」ベースの指導体系で、500人以上を指導。スイングの外側から変えるアプローチを提供。